10月10日にRISING SAN-MA FESTIVAL沼津が無事開催されました。
6月にライジングサンマ手ぬぐいの製作をお手伝い(というか人を紹介し見守っていただけですが)からこのイベントは始まりました。
「RISING SAN-MA FESTIVAL」というタイトルには、
秋の初めのこの季節、気仙沼ではお祭り騒ぎ(FESTIVAL)で秋刀魚を水揚げ(RISE)していること
サンマが勢いよく水揚げされることが、気仙沼の復興の幕開け(rising sun)になるように。
という意味合いが込められています。
フェスティバルを行おうという意味合いはなかったのですが、やはり秋刀魚が水揚げされたら、気仙沼と沼津“沼沼祭”とかやりたいよね。
と妄想を製作者やまわりの人と話していましたが
2ヶ月前から実際焼く所はないかと具体的に動き始めました。
しかしあまり手応えはあまりよくありませんでした。
1か月前の沼津自慢フェスタで宮城からライジングサンマ手ぬぐい制作者が来て気仙沼ホルモンを提供させて頂いたのですが
その時に、市役所の方、市場関係の方、水産業の方、そしてベアードビールさんに想いを伝えると、次の日から徐々に開催に動きだし始めました。
各機関と調整をとり、概要をまとめ情報をオープンにしたのは20日前でした。
この短期間に形にできた事。
本当に多くの方のご協力のおかけでした。
調整は、三澤さん、リーチさん、羽野水産さん、魚市場の山下さん、稲葉さん。
プレスリリース・広報は、ククルクの桐澤さん
サイトは岡島さん
デザインはSeCueのBACCOさん
他にもtwitter,Facebook,ブログで紹介をして頂いた皆様にも感謝でした。
環境は整っても不安材料は何個もありました。
一つは放射能の問題、検査結果をチェックしながら進めました。
秋刀魚の検査
そして気仙沼で秋刀魚が水揚げされないかもという事。
イベントの1週間前に気仙沼へ行き水産業者さんと話しても、どうなるかわからない状態でした。
気仙沼から秋刀魚が、沼津港に到着するのを見てホットしました。
当日は、約70名の方にお手伝いして頂きました。
魚市場のみなさん、近所の商店街の方、御殿場アートクラフトフェア実行委員の方、SeCueメンバー、観光ボランティアの方。
はじめての事で混乱するかと思いましたが、スムーズに進みました。
焼き台の調整は、魚屋の丸十さん・焼き鳥のササさん、列の調整はペヨーテの真野さん。
いつも顔を合わせている事もありコンビネーションがすごかった。
気仙沼から届いた1200尾のサンマはすぐに無くなってしまいました。
起こし頂いた3000名の方に感謝です。
支援金は 280,098円 となりました。
静岡市民活動支援センターに預けられ被災地支援を継続的に行っていきます。
チャリティーにご参加頂いた方のサンマを手にした写真はポスターとして仕上げ、気仙沼に送る予定です。
こうしてイベントを終え、想った事を人に伝えていくと実現していくことができるんだなぁとつくづく思いました。
こうして想いに共感して頂いた多くの方に深く感謝です。
秋刀魚を食べた方のおいしかった、ありがとうというお言葉、これもしっかり気仙沼に届けようと思います。
では、本当に本当に皆さまありがとうございました。
このイベントで終わりでないと思っています。
陽が港から昇りました。
rising sun!
さぁ、これからです。