先週、夏休みを頂いてりんごの生産地へ行ってききました。
信州・伊那谷の善積農園へ。
気持ち的には8月後半の感覚なのですが、
気がつけば長野は紅葉が終わり山には雪が積もっていてびっくり。
芯から冷える空気に温かい家族の農園。
善積農園は有機肥料使用・減農薬。除草剤は使っていません。
できれば堆肥も入れないことも目指しているようです。
木の成長具合から土の状態を考えながら、子供を育てるようにりんごを育てていました。
善積さんは京都出身。
お母さまが移住しりんごづくりを始め、息子さん夫婦も移住をして農園を運営されています。
この農園のある宮田村、面白いなぁと思ったのが、新規就農者の受け入れ態勢。
地主さんとの調整を含め、新規就農者が農地を借りやすい仕組みがありました。
この仕組みのベースは3、40年前にはあったそう。
この点も、もっとお話しを聞ききたいなぁと。
りんごは、現在サンふじが実っていました。
娘も初めてのりんごの収穫に上機嫌。
丸かじりをさせて頂きました。
うん。
美味!
うまみのある甘さ、みずみずしさ、歯ごたえ。
善積さんのお子さんが、りんご食べたい!とねだっているのを見て(おそらく毎日食べていいるであろうに)すごいなぁと。
そのあとに松本に行き1泊しましたが、かなりのカルチャーショック。
今まで上高地に行った後ふらっと寄りましたが、ひたればひたるほどなんて文化度の高い街なんだろうと。
高校生の時に、映像制作で日本一を目指し撮影や編集でなんだか情熱を燃やしていたのですが、全国大会で松商学園、松本美須々ヶ丘高という松本の高校のクオリティの高さに驚きましたが、行ってみてなんか納得でした。
昔からのものを活かし、そして今のワクワクするソフトも取り込む街。
街中には水を感じることができる。
一つ一つのお店がしっかりとコンセプトを持ち、しっかりとした作りでサービスをしていたこと。
地方都市なのに、ほんとすごい。
妻の美大の同級生にも会いましたが、松本のクラフトフェア以来、作家さんも全国中から移住してきたりととてもいい流れがあるようです。
うーん。考えさせらました。
沼津に帰ってまずやるべきこと。
自分のお店をもっと魅力的にしようと。
そんな感じで長野の旅はいろいろと刺激を頂きました。
善積農園のりんごとりんごジュースはREFSにしばらく並んでいます。