今年の2月から天城の山から始まった
『一杯のスープをつくる時間』
先週、海編が終わり
山⇒ 畑⇒ 川⇒ 海
と8ヶ月をかけて循環のワークショップを行いました。
先日の海編は、まずは沼津の漁村とパワースポットと言われる海の近くの3箇所の神社へ。
伊豆にある多くの漁村は昔陸路が発達していなく、独自に進化した地方文化があります。
私もまだまだ勉強中ですが、その集落でコミュニティーがあり、そのローカルな文化を支えた神社の存在。
調べていけばいくほど面白いです。
しかし、限界集落が増えその地方の文化が無くなりつつある現状を見て頂きました。
天気がよく富士山がとても綺麗で東京から来て頂いた方も、海と富士山の風景にとても喜んで頂きました。
お食事は、戸田の海岸で。
透き通る海を見ながら
野菜を目の前でとれたお塩“戸田塩”でシンプルに。
その後、戸田塩をつくる工房へ
駿河湾の黒潮からの海水を天城の間伐材や流木を13時間燃やし出来上がる戸田塩。
地域のものをじっくりと見つめると、そこから生まれる逸品。
NPO戸田塩の会の会長の菰田さんのお話はとても面白いです。
沼津の戸田という小さな漁村で活動されているのですが、世界も同時に見つめていること。
『Think Global Act local 』
80歳になる菰田さんのお話を聞いているとこの言葉を思い出します。
そして、この一杯のスープをつくる時間に関係して頂いた方々に共通する言葉でもあります。
・山を整備し間伐材で器をつくる有城さん
・山の生態を見つめ猟師となった井戸さん
・畑の循環を考え農家になった坂尻さん
・水と生き方を考え、川と共に生きるタパさん
・地域を見つめ漁師の主婦から塩作りを始めた菰田さん
こうして一杯のスープをつくる時間を通して、人と出会うと見えてくる
“Real Food Story”
最終のスープの会は、
40年間、地域の食材を中心に使い料理を提供されている
沼津のaiaiさんで行われます。
【一杯のスープをつくる時間 ファイナル】
11月18日(日)
13:20スタート
参加費:1,800円
(中学生まで1,300円)
定員:25名
スープの他にお食事も用意しております。
ボジョレヌーボが解禁されました。
そして猪肉も解禁されました。
お料理とお酒もお愉しみください。
今まで参加されていなくても参加されてもOKです。
また東京から来られる方もいらっしゃるので午前中に
沼津水文化満喫 沼津港・狩野川ツアーも行います。
【NUMAZU Water Tour】
■狩野川下り⇒■沼津港の裏ツアー■⇒駿河湾クルージング⇒■お買い物
お一人1,600円(船代など込み)
(沼津駅 10:35集合 ⇒ 沼津駅 13:15到着)
定員:8名
では、今年も食の物語をどうぞお愉しみ頂けたらと思います。
【お申し込み・お問い合わせ】