土曜日は毎月15日に上土商店街で行われる“稲荷市”。
近隣のお店の方などの集まる市。
蜂蜜屋、花屋、お菓子屋さんなど若い出店者の方も多いです。
いつも隣りのブースには「いせや」さんが出店しています。
いせやさんは、創業約70年の老舗の和菓子屋さん。
しっかりと世代交代され、私と同世代の居山くんも頑張っています。
昔からのお客さんから、若いお客さんまで。
上手く伝統が引き継がれている感じ。
この稲荷市、若手の出店者も地域の方々に育てて頂いているようでなかなかいい雰囲気です。
夜はBLUE WATERさんの14周年パーティへ。
お食事でもたくさんの野菜を使って頂きました。
今年も、トークライブに呼んで頂きお話もさせて頂きました。
そういえば、前でお話させて頂くのは今年で3年目。
やっとまともな事が言えるようになってきたような。
トークライブはスタッフの相原さんと、MAZERUの市川さんと、私。
街にあるお店の役割がテーマ。
そして、30代の私どもが先輩から引き継いだものを20代にもしっかりと繋いでいこうというお話でした。
その後でtwitterでその話を聞いてた方から、「地元愛」について意識が変わったと報告を頂きました。
少しでも気づきになる事をお伝えし、そのメッセージが届いて嬉しかったです。
もう一つのトークライブでは、オーナーの天野さんと、東京のカフェのchubbyの高木さん、編集者の山村さん。こちらのお話も面白かったです。
街にどれだけ多くの人が来てくれるかを考えるより、来て頂いた人にどれだけ楽しんで頂き、お店のまわりが徐々に変わっていく事に興味があるという高木さんの言葉が印象的でした。
「まちづくり」
って言葉に日々違和感を感じるのですが
朝の稲荷市の事を思い出し、お話を聞きながら、
街って築かれるものなんだなと。
一人一人の消費がお店を支え、お店が文化を発信していき、それが街の文化となりその街らさしさになる。
14年を迎えたブルーウォーターさん。
沼津で川のある空間を提案し、洋服や雑貨を通し文化を発信し続けている事に本当尊敬です。
↓過去を思い出して