昔、イランのケルマーンという街に行き絨毯職人の息子に彼の秘密の場所に連れていってもらった。バザールという商店街の屋上。
上から見たバザールの景色は、商店主、買い物客の笑顔で溢れていて、日常の何気ない幸せがそこにある事が羨ましかった。
先日のナイトマーケットで屋根に行き下を見た時、ふとそんなイランの事を思い出す。
ナイトマを上から見ていると、そこには美味しい料理を囲みたくさんの笑顔があった。
ナイトマはイベントであるけど、なんか自然発生し徐々に心地よさが噂を呼び人が集まったなんだかゆるい集い。
今年は8月で3回目。
8月で終わらないで、もっと何回もやってほしいという声もある。
だけど、いわゆるイベントでなくても、
『今日は商店街に行って美味しいものを食べに行く?』
『狩野川に行ってまったりしない?』
という言葉が多くの方から出て、普段からこんな景色になるのが理想。
理想・・・、
でも年配の方から聞くと、ここ上土は昔はこんな感じで毎日賑わいがすごかったようだ。
住民の方からもご意見を聞き、
意外だったのが、お年寄りの方からなんか懐かしい風景だわぁと言って頂き好意的な意見が多い事。
モノが集まり、食が集まり、音が集まり、人が集まり、たくさんの笑顔が集まる。
やっぱ街って面白い。
今年も参加して頂いた皆様、本当にありがとうございました!
そして準備や片付けも手伝って頂いた方々にも感謝しております。
今回は初めて来た方も多かったです。その辺を沼津ジャーナルでも報告しています。