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奈良で障がいのある人のアートを考える

奈良で障がいのある人のアートを考える

2015年3月2日

2月21日奈良のたんぽぽの家に行ってきました。
障がいのある人のアートで先進的な取り組みをするこの施設。

「福祉をかえる『アート化』セミナー」というものが2日間行われ事例発表のためお呼び頂きました。
REFSの「be organic」とテーマは野菜だけでなく地域に対してもどう実践していくかを考え、有機的なつながりの一つとして福祉に対してもサポートをしておりその事について2日目の分科会「地域の発展を描く」というコースでお話をさせて頂くことに。

参加者は北海道から九州まで人が集まっていました。

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1日目は施設の見学もさせて頂きました。

カフェがあったりアトリエがあったり。
いわゆる普通の作業所のイメージではないです。

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この施設、とても心地がいい。
利用者のみなさんも気持ちが良さそうに利用していました。

鉛筆を取っておく方、
薬のカラをもらうのが好きな方、そしてそれを作品にする方。

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ここは障害があるから何もできない。
という考えでなく、何ができるかという面白さで溢れていました。

外を見ながら絵を描くのが好きです。
と言った利用者の方。

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ほんといい場所。

すごいのがここには流通の倉庫まであるんです。

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ビジョン、仕組み、実際にカタチにしているところ
圧倒されっぱなしでした。

私は静岡東部の事例発表をしてきました。
福祉が地域にどう広がっていくか。

福島で先進的な取り組みをする方と共にハチエイチの事を代表の風間さんと発表。

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富士山、日本一深い湾、狩野川、沼津アルプスという静岡の魅力もお伝えし、そして人口流失が北海道につぎワースト2位で人が減っていることも発表。

(この現状を悲観するのではなく価値観を変え行動するいい時期ということも)

全国の面白いことをしている人たちから実践していること、仕組みをつくっていること、これからのことを聞いていると、福祉だけからのアプローチでなくやはり有機的な関係、そして輪を広げていくコトがほんと重要だなぁと。
全国の面白いことが小さなステップでも広がっていくと面白い日本になりそうですね。

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そしてこのたんぽぱの家という施設のスタッフさんや理事長さんと話しているとこの施設の理念がアートを通じて全国にもっと広がるといいなあぁと思いました。

 

カテゴリ: 未分類 08:49

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