先週末、一杯のスープをつくる時間3回目が行われました。
今回の先生は猟師の井戸さん。
原生林へ向かいトレッキング。
標高1200m。
桜の花がまだ残っていました。
そして目の前にどーんと富士山。

今回も地元をはじめ、東京、浜松、名古屋から20名の方に参加して頂きました。

原生林の森は緑がとても鮮やか。

野生の動物の山の生態系を知り、増えすぎている動物のこと、そして罠の実演も。
普段トレッキングをされている方にとってはちょっと簡単なコースでしたが、今回は山登りの時にまた違う視点から山道を楽しめる情報も盛りだくさん。
普通に歩いていると気がつきませんが、よく見ると、動物の足跡だったり、毛が残っていたり。

約2時間のトレッキング。
後半は巨木の森へ。

1回目の天城の山は人の手で植林された山でしたが、今回は手が加えられていない原生の森を歩き、森の循環を体感して頂きました。

この一杯のスープのつくる時間は、フードトラベルということでお食事もこだわっています。

今回のお食事は新玉ねぎや春キャベツ、そして葉物がメイン。
クレソンも美味しい時期です。

もちろんジビエも登場。
今回はピリッと辛いわさび菜やマスタードリーフと共に。

あまり美味しくない鹿の肉イメージですが、しっかりと解体、加工するととても美味しく食べられる事も知って頂きした。
という感じで今回の一杯のスープの時間では山のこと、山の動物のことを知る時間。
井戸さんからは猟師の役割を知って頂きたいというメッセージがありました。
森の状況を見守り、自然の調整をする猟師。

そしてまた猟師に関わる人が増えて欲しいそうです。
猟師が獲ったあと、皮を使う人、骨を使う人、肉を食べる人。
こうして一杯のスープつくる時間を通じて地域の魅力やそれぞれの役割を知って頂き、いろいろな役割の方に参加して頂けたらと思っています。
前回の一杯のスープをつくる時間で植えたジャガイモは順調に育っています。

次回は 7月13日に狩野川に会場を移しカヤックをしながら川の事を知ります。
単発での参加もOKです。
詳しいことはまたお伝えします。