一杯のスープをつくる時間は1回目の森から山の畑へ。
2回目は36年前から農薬不使用で野菜をつくる山の高橋農園で開催をしました。
今回も東京から来て頂いた方、地元の方、若い方からご家族まで幅広い層の方々に参加して頂きました。
フィールド選びは悩みましたが、八百屋でお世話になるたくさんの畑のなかでも、今回のテーマに合う畑へ。
戦前に東京からおじいさんが来られこの山を開墾しました。
とても気持ちのいい畑です。
畑の見学をしつつ山からの獣の被害についてのお話。
そして畑体験。
この時期、様々な野菜が次の子孫を残そうと花を咲かそうとしています。
花が咲くと葉は固くなったり筋っぽくなったり。
葉の間からニョキッと出た菜花は採れたてはみずみずしくて甘いんです。
様々ななばなを味わって頂きみなさんに美味しさに驚いてもらいました。
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お昼前に6月に収穫予定の玉ねぎの草取り。
約半年かけて育つ野菜。そして手間をかけて見守る生産者。
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お店に無農薬野菜がポンと置いてあってもなかなかこの生産者のみなさんの大変さは伝わらず、こうしてみなさんに体感していただくことは八百屋としてもとても嬉しいです。
お腹をすかせて畑ごはん。
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雨がなんとか持ってよかったです。
この一杯のスープをつくる時間は、お食事を食べるロケーションにもこだわりたいと思っているので、なんとか畑で食べられてよかったです。
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お昼のあとは蜂の講座。
村上養蜂の村上さんから野菜と蜂の関係を知って頂きました。
野菜の受粉には蜂などの生物の存在が必要で、これら虫などの生物がいなくなったら野菜は育たない
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知れば知るほど不思議な蜂の世界。
またゆっくりこの会もやりたいです。
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村上さんから木工作家の有城さんに蜜ろうを渡し、スプーンづくり。
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こうして徐々に参加して頂いた方はアイテムは増えていきます。
沼津アルプスを猟師と一緒に歩き、山と獣の関係を猪の生態を通じて知って頂きます。
山のごはんは、みかん畑です。
午後は鹿の皮を使ったストラップづくりを行います。
12月にできる器にも付けられるように用意しています。
参加費は3600円。
10時に沼津の志下集合 15時に多比解散予定です。
車でもバスでも来られる工程になっています。
3回目からの参加もOKです。
また詳しくお知らせ致します。