今回、震災地に来た理由はいろいろありますが、東海地震に向けて何ができるかも考えてボランティアをしています。
そのなかで避難所の運営も勉強させてもらいました。
避難所といっても、様々な形がありテレビには映らない運営面で大変な事が多くあることを知りました。
どのような場所に集まり
どのうようなコミュニティーが集まり
誰がリーダーとなるか
例えば学校にいろいろな自治体が集まり、体力のある若者が運営者となる。
そうすると、自治体同士の意思の統合、学校との場所の調整、それをどうまとめていくか。
この条件をベースに、必要な物•人•サービスが求められ
被災者の精神状態の緊急期、連帯期、喪失期によって問題もでてくる。
毎日、毎日がすごい勢いで運営で求められるものが変化していました。
私が参加させて頂いたADRA JapanというNPOは海外での緊急支援の経験も豊富で
この運営のサポートではプロでした。
ゲリラ的に炊き出しをやり帰っていくのではなく、運営者のサポートに徹する。
話をすることで信頼関係を作り、その話から必要な物資やサービスを提供していました。
ボランティアはあくまも脇役で、主体は地元の方達。
運営面では、普段からの地域のコミュニュニティーの重要性を知りました。
結局一人では生きていけなく、お互いの助け合いが大きな力になる。
地域のコミュニュニティーはその土台のような気がしました。
仙台若林区の避難所、1000人いた避難者は50人に。
震災直後から避難所のサポートをしていたADRA Japanの担当スタッフは一段落を
終えスタッフは一時東京へ。
言葉はないけどお互いの想いを労っている握手。
共に乗り越えた時間、お疲れさまでした。