本日、南青山のBOOK246 さんで行われた贈本市に行ってきました。
BOOK246さんは、旅をテーマにした本を置く「旅の本屋」さん。
贈本市というのは、いういろいろなジャンルの出版社さんがお越しになり、本のつくられる過程なども聞けちゃう「本のマーケット」。
「半島のじかん」さんからのご依頼で、半島のものがあったらという事で伊豆・富士山麓野菜の他にもデリやお酒をご用意させて頂きました。
ちなみにREFSとは、Real food storyの略。
出版社さんがしっかりと本の物語を伝えてるので、私もしっかりと食の物語をお伝えしよう。・・・と思いましたが、なかなか説明が足らなかったと思うので、出店物をさらっとご紹介。
野菜は、本日、三島や伊豆半島のものが中心。
特に珍しいのはコプリーヌ。このキノコは日本で伊豆と長野2箇所しか作れていないモノ。
デリは、
・春キャベツ金美人参ののうずわみそあえ。
うずわ=宗田鰹
宗田鰹は鮮度がすぐ悪くなってしまうので冷蔵庫のない時代味噌に混ぜて保存したという郷土食。
・伊豆キノコとじゃがいものバルサミコ酢マリネ
きのこは戸田塩で炒めて、隠し味は西伊豆のかつおを3年熟成させ作った魚醤油。
・駿河湾からのシラス丼
沼津港の丸十さんからのシラス、富士宮の黒米を使用、わさび菜、人参をそえました。
加工品もいろいろ。
富士山麓の人参を使い、福祉施設で丁寧につくったハチエイチのジャムも登場!
ビールはベアードビールの沼津ラガー。
バランスのとれた丸みと凛としたキレ。
前回のクラフトビール世界大会で金賞をとったビールです。
この会で偶然、ベアードさんのパッケージデザインをされている西田さんにもお会いしびっくり。
(実は上の写真、12周年の時、西田さんがお祝いで掘られたスイカなのです)
日本酒は白隠正宗の愛国純米酒。
沼津の高嶋酒造の高嶋社長がお米に想いをこめ、つくったお酒。
愛国というお米、大正 昭和と東北で流行した品種。このもととなるのを育成していたのが南伊豆のようなんです。
今その品種をつくっている生産者はほぼいないのですが、その希な静岡でもっとも古い品種でつくったお酒。
といった感じの静岡極みの食をご用意しました。
イベントでは写真家 谷口京の方のトークライブは深みのあるお話、写真をとること、切り抜くこと、旅をすること、山にいくこと。
お話を聞きながら写真を見ていたら、すっごく旅に行きたく・・・、我慢、我慢。
星占いで有名な石井ゆかりさんも来られていて、お話しをした方はみなさん笑顔になっていました。
そんな事でお邪魔させて頂いた、BOOK246さんの贈本市とても素敵な催しでした。
またお店の方や出版社の方とお話し、地域の魅力についてとても勉強になりました。
皆様、ありがとうございました。
また、お召し上がりになって頂いた皆様も本当にありがとうございました!
来週はイベントが続きます。
15日は、上土商店街の朝市 稲荷市.
18日は沼津港の、水産祭。
今年も、「こどもたちが描く魚の街 沼津」やります!
ぜひぜひ遊びにおこしくださーい!!
BOOK246さんのイベントでマリネとみそ和えを購入した者です。
買う時にも説明をお聞きしたのですが、「うずわ」が思い出せなくてブログを見にきました。
郷土食は知恵の宝庫ですね。
マリネはパスタとの相性が抜群で、幸せな気分になりました♪
これからも、たくさんのストーリーを発信して行って下さい。
・・・あ、お忙しいと思いますが、たまには旅もいいのではないでしょうか(笑)。
コメント by mari-mon
2013年5月12日 18:57
おいしくお召し上がり頂きありがとうございました!
その土地に合わせた食を試行錯誤でつくる日本人ってすごいなぁと思います。
先代の知恵や文化をうまく引き継いでいけたらと思っています。
またよかったら美味しい物を食べに静岡にお越しください。
旅、我慢しない方がいいですね(笑)
コメント by fujiyama-veggie
2013年5月13日 15:17