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1年後、一杯のスープをのむために

1年後、一杯のスープをのむために

2013年12月8日

一杯のスープをつくる時間の一回目が本日行われました。

この企画は3シーズン目。
2014年度は、山、川、海の循環をより美味しく楽しめるよう計6回のプログラムを用意し、来年の11月に最高のスープが味わえます(はず)。
という事で、今回はスープを入れるスープボウルを作る木を切りに中伊豆の山へ。

東京や神奈川から15名、地元から10名の方に参加頂きました。

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森の整備をすること。
森の木を切ること。

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間伐をしないと森に光が入りません。
そうなると元気な木が育たず“健全”な山にならないのです。

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今の山は荒れています。
山の木は経済活動に負担する存在となり、多くの山が整備をされていません。

そんな現状ですが、山の事を考え間伐の木を価値あるものへと活動している木工作家さんたちがいます。

この一杯のスープをつくる時間は彼らの取り組みを知り、山の意味を感じるイベントなのでもあります。

実際に作られた器を選んで頂き、山のごはんを楽しんで頂きました。

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約20種類の野菜。
生、茹でる、焼く。
と、料理はシンプルに。
天城の猪は味噌に漬けて炭火で。

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今回のスープは野菜だけで。
ダシもとらず。
寒くなって味の濃い何種類もの根菜類の甘み、
そして大浦ごぼう、大太葱、生姜のガッツンとした旨みが驚くほどいぃぃ感じ!

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生わさび、うずわみそ、ゆずがらし、戸田塩、柚子しぼり、大根おろし、赤大根おろしをそえて。

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サラダも味よし、彩りよし。
人参は紫人参でも、表面が紫で中が白かったり黄色かったり。

シンプルゆえに面白い。

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この長期体験型のイベントでは参加して頂いた方に、野菜の一年、木から器になる過程などの時間を一緒に共有して頂き、その時間をつくり手と一緒の愉しんで頂ければと思っています。

ちなみに切られた木はこんな型になり半年寝かせ水分を抜きます。

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次回の一杯のスープをつくる時間は3月9日、三島の畑でスープの具材になる野菜を植えます。
そして、今回切った木でスプーンをつくって頂きます。

途中からや1回だけでも参加できますので、ご興味のある方はご参加をお待ちしています。

http://fujiyama-veggie.com/soup

カテゴリ: 未分類 23:54

1件のコメント

  1. […] 詳しくはこちらをご覧ください。(めっちゃおいしそー!) […]

    ピンバック by イベント色々(スープとアートと断層と) | SeCue
    2013年12月9日 11:45

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