しおり

11月 2012

仕入れの時間

2012年11月27日

本日は朝一で静岡市に行きそのあと富士宮へ。

一日に4、5時間車を走らせていますが今は本当に気持ちがいい季節。

海を見ながら車を進ませた後、山道へ。

紅葉がとても鮮やかで運転していて心が弾みます。

今日は空気が澄んでで、すごく爽やかな気持ちに。

9時を過ぎると太陽が川を温め、のほほんとした気分に。

富士山と太陽に見守られながら、野菜も美味しくなってきました。

鍋に入れて最高に美味しい、なべちゃんねぎも本日から登場です。

カテゴリ: 仕入奮闘記 16:49

一杯のスープをつくる時間 2012

2012年11月26日

先週、本年度の一杯のスープをつくる時間が終了しました。

本日、中日新聞、東京新聞さんにも取り組みが掲載されました。
東京から来た記者の方が、以前から興味を持って頂いたようで取材をして頂きました。

こうして、伊豆・富士山麓の食や自然の循環を他に地域の方から面白がって頂く事は本当に嬉しいことです。

フレンチレストランaiaiさんで行われた一杯のスープをつくる時間 ファイナル。

地元の方や東京から来られた方、約25名の方にお集まり頂き、食の物語をたのしんで頂きました。

森の整備をし器を製作した、ありしろ道具店の有城さんの報告から会はスタート。

2月にチェンソーを使い間伐材を切ったヒノキは、無事半年間乾燥させ立派なスープボウルとなりました。

この素朴な一杯のスープを飲むために1回目より東京からほぼ通って頂いた方もいらっしゃいました。

REFSの考える最高のスープとは、
ちゃんとした食には循環の物語がある事。
その循環に携わる人々と交流し、その物語を知ること。
その経験を通じて、食ができるまでの時間を想いながら飲むスープ。

『森』 ⇒ 『水』 ⇒ 『畑』 ⇒ 『川』 ⇒ 『海』
自然の恵みの循環。

8ヶ月前から思い返してみます。

2月は天城の山へ。
なぜ間伐しなくてはいけないか、そして木を使った製品を使う理由を体感。

天城の山で間伐をし、長い時間をかけ作られた器。

間伐をしなくてはいけない理由
http://fujiyama-veggie.com/topics_5121.php

3月はじゃがいも植えでしたが、前日の大雨のため中止となってしまいましたが、変わりに極寒の中を生き抜いた人参を収穫。

その寒さに耐えた甘さを実感する最高のサラダをつくりました。

今回のお食事では人参や蕪などたくさん使われました。

5月は富士山の麓の原生の森へ。
猟師の井戸さんと山を歩きながら森の現状とイノシシや鹿の問題のお話。

山と畑の関わり。
なぜ、猟師が必要となるのか?
http://fujiyama-veggie.com/topics_4049.php

今回も井戸さんが獲った猪や鹿をaiaiさんが臭みもないように調理をして頂きました。

7月は、水がテーマ。
山と海をすなぐ川の事。

川の流れに寄り添いタパさんから川のお話を聞きました。

9月は海にたどりつき、天城の間伐材を使って作られる塩作りの体験。

そして、伊豆の漁村の文化に触れる会でした。

戸田塩は、素材の味をひきたてます。
今回のお料理にも裏方として大活躍でした。

こうして体感した食の物語。

・約20種類の富士山麓野菜
・猪、鹿
・沼津産の鯖
・戸田塩
・わさび漬け
・うずわ味噌

沼津周辺には日本一高い山から日本一深い湾があり、自然の循環を身近に感じられます。

そしてその循環が生み出す食の事を考えると見えてくる『Real Food Story』

この物語が詰まった食材も、多くの方に支えて頂かないと成り立ちません。

支えると言ってもたいした事ではなく、
一日3回ある食の時間で、少しでもその食材を選択して頂く事。
食べるという行為がこの循環を支えて頂いているように思います。

2年目の『一杯のスープをつくる時間』が終わり来年の事を皆さんに聞かれますが、現在調整中です。

来年度は東京でも、この循環も物語を感じれるワークショップを行うことも予定しています。

また、それぞれのプログラムは人数が集まれば、行うことができます。
ご興味のある方はご連絡頂ければと思います。

『Think local act for soup! 』

2012年度も一杯のスープをつくる時間にご参加、ご協力して頂いた皆様本当にありがとうございました。

カテゴリ: イベント 14:30

芸妓見番のできごと

2012年11月24日

熱海に芸妓見番(けんばん)という芸者さんの組合の歌舞練場があります。

熱海の芸者文化は明治から華やかになり
ここの建物は約60年前にできたそうです。

昨日そんな歴史ある熱海見番で行われたエタブル オブ メニー オーダーズというブランドのファッションショーが行われました。
私はビデオの撮影のお手伝い。

エタブルのデザイナー新居さんは、熱海の隣りの多賀にアトリエを持ちパリでも展示会を行なっているローカルで生きながら世界で動いている方。

エタブルさんのファッションショーは、芸妓さん踊りからはじまり場が引き締まる。

幕が変わると、宮沢賢治の世界にあわせ歌や朗読、
そしてファッションショーが始まる。
その場が非現実の世界になり、その世界に溶け込んでいる服・鞄・靴に浸ってしまいました。

そして会場いっぱいになった来場者は、東京から来た方もいれば地元の小さいお子さんからおじいちゃんまでその幅の広さも、東京にはない地方らしさもとてもよかったです。

エタブルさんは毎月第一日曜日にアトリエでツキイチshopがあるようなのでご興味のある方はぜひぜひ。

Eatable of many orders
http://www.eatableofmanyorders.com/

カテゴリ: イベント 18:58

11月26日週・収穫予定野菜

小松菜
水菜
アスパラ菜
チーマデラーパ
赤サラダからし菜
オークリーフレタス
グリーンリーフレタス
根深
ポロねぎ
九条ねぎ(葉ねぎ)
大根
大蔵大根
紅芯大根
黒大根
紅大根
かぶ
あやめ雪(かぶ)
ホワイトスティック人参
イエロースティック人参
金美人参
紫にんじん
にんじん
玉ねぎ(小)
鳴門金時
安納芋(大)
レッドポテト
菊芋
大浦ごぼう
白菜(小)
ルッコラ
コールラビ
赤玉ねぎ
ほうれんそう
赤軸ほうれんそう
サニーレタス

カテゴリ: やさいのお品書 17:15
次へ »