「半島のじかん2014 半島の台所」という展示が
松屋銀座座7階・デザインギャラリー1953で
先週からはじまり1ヶ月間開催しています。
全国に23ある半島地域の、
豊かな食、自然、文化等、
半島の魅力を都市に暮らす人たちにも
知ってもらうことを目的とし国土交通省と
日本デザインコミッティーさんの企画展。
そしてその関連する商品を松屋さんで販売しています。
ありしろ道具店の有城さんや、
地域活性やリサーチ・マーケティングをするRPIさん
からお声をかけて頂き現地での撮影、
デザイナーさんによるパッケージのリニューアルなど、
伊豆地域のコーディネートをさせて頂きました。
撮影は12月の寒く富士山がとてもきれいな3日間。
ほんと寒い日だったのですが、1時間弱じっと夕日の海と富士山を撮影するカメラマンの方にプロってすごいなぁと関心。
しかし、今回の展示ではそんな富士山は登場せず、モノにぎゅっとフォーカスをあて半島の普遍的価値を表現されていました。
カメラマンの白井さんに伺うと、富士山は強すぎてしまうらしい。
この展示では、日本デザインセンターの大黒さんという方がデザインのディレクションをされ、撮影場所を伊豆などと説明していません。
ロカーリズムに訴えるのではなく、日本の半島という日本人が共有すべき表情が切り取られていました。
今回、伊豆では、田子のかつお節、天草、戸田塩、タカアシガニ、戸田橘、山葵などの生産者の所へ。
会場に飾られたこれらのモノは、青、白、赤、緑、橙と彩り豊かな色。
戸田塩の白もとても引き立っていました。
そして戸田塩は今回を機に大黒さんによりデザインされたパッケージにリニューアルされました。
現物を見に、銀座やREFSもしくはLot.nにお越し下さい。
今回のコーディネートで半島についてまた改めて考えましたが、やはり地域の循環という事が大きなキーワードでした。
またその自然がもたらす資源を産業とするための物産は、生産地の文化と流通という文明がうまく共存していなかくてはならないのだなぁと。
ちなみに今回のデザイナーの大黒さんとカメラマンの白井さんは同い年、そして共通の知人がいました。
いやぁ世間って狭いと思いながら、日本の第一線で活躍するお二人にとても刺激を頂きました。
銀座に行かれる方は是非お立ち寄りください。
また、この企画展に合わせ作られた冊子をREFSにも置いておきます。
よかったら見て頂けたらと思います。
半島のじかん2014 「半島の台所」
http://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/chisei/hj2014.html
[…] 2月に伊豆半島をコーディネートさせて頂き魅力をカタチにして頂きました。 http://fujiyama-veggie.com/topics_8293.php ・ また2月、民間事業者がオープンカフェなどを営業できる「都市・地域再 […]
ピンバック by 2014年を振り返って « REFS
2014年12月31日 17:37