一杯のスープをつくる時間・ファイナルが日曜日に開催されました。
昨年の12月から始まり5回生産地へ行き、
一年かけて体験をし生産者の声を聞いて頂いたみなさん。
東京、埼玉、横浜、浜松からもこの一年 お越し頂きました。
そして、その食に携わる生産者の想いをこのスープの会に集めさせ頂きました。
この地域の
山のもの、川のもの、畑のもの、海のもの。
器をつくって頂いた有城さん。
2週間前に器が無事に出来上がりほっとしていました。
写真の左側が今年のモノ、右が前シリーズの2年前のモノ。
ご本人もその器を見て小さな変化に驚いていました。
カタチは小さなちがいですが持ってみるとその手触り温かみがまったくちがうのが面白い。
時が経つと、やはり作り手の想いも小さな変化がありそして作品にも自然と現われるのだなぁと。
料理は今回もフレンチのaiaiさんにお願いをしました。
まずはサラダ。ドレッシングは魚醤油で。
そしてスープ。
猪のロースを戸田塩でベーコンにし、白あわび茸、きくらげ、根菜やそしてみなさんが植えて頂いたレッドムーンのじゃがいも。
2回目で作ったスプーンも持ってきて頂いた方もいらっしゃいました。
ガレッドは、きのこやマスタードリーフやルッコラ。
鹿の肉はスジを煮込み根菜に味を染み込ませました。
〆は青さのりとひじきとサバのリゾット。
2012年のスープの会は昨年亡くなった店長さんも面白がって頂きながら料理を出して頂きましたが、今回もその地域の食材に対する想いを引き継いだスタッフさんが食と向き合いながら丁寧に料理して頂きました。
美味しいものってなんだろう?
このスープの会を企画を通じて改めて考えていました。
その答えの一つに食の物語を知り経験し、生産者と食に携わる時間を共有すること。
そして心が豊かになるロケーションで笑顔で食を囲むこと。
なので、このスープの会では食事をして頂く場所や器などもこだわりを持ちました。
1回目 森のごはん
2回目 畑のごはん
3回目 山のごはん
4回目 川のそばのごはん
5回目 海のそばのごはん
参加して頂いた方からは、2ヶ月に1回静岡に通い、会を増すごとにこの地域が好きになったという方もいらっしゃいました。
嬉しいです。
次回は2016年の冬からです。
その間、産地を廻りながら地域を見つめ食を考え、そしてみなさまをお迎えする準備をします。
いったい、この食材の物語はどうなっているのか…。
ぜひみなさんご参加をお待ちしています!
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ピンバック by 2014年を振り返って « REFS
2014年12月31日 17:31