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イベント

松川町の講演

2018年7月1日

長野県の松川町に行ってきました。

松川町が40歳以下農業従事者を対象にした「松川農業みらい塾」という、大内征さんがコーディネーターをする6回のプログラム。
全国から4人の講師を呼びお話をする一環でお呼び頂きました。

今回の会場は神社の寄り合い所。
(この場所をこのような使い方をするのは初めてのようで地元の方も新鮮なようでした)
お越し頂いたのは、リンゴなど果樹の生産者、米生産者の方々でした。

約2時間のプログラム
八百屋の取り組み、
地域の食を通じた取り組み、
食の物語の現状、
をお話させて頂きました。

そして、三島のさいとうフルーツさんの取り組みも紹介させて頂きました。

さいとうフルーツさんの アップルゲリラというイベント。

この企画者の斎藤公宝一さんは、「街中にある畑の入り口」というREFSの活動に共感して頂き、三島でもできることを実践されています。

長野のりんごを使い、三島市内の16の飲食店でイベント期間中、様々な料理が食べられたり、一日りんごのメニューを使ったお店が出店するイベントを企画さ。

不思議に思ったのが、地元の農産物ではなく、離れた場所の生産者のものでなぜ多くの方の共感を得ることができたのか。

斎藤さんの所へ行きインタビューをし、みなさんにお伝えしました。

そして、小さなマーケットですが地方のフルーツ屋や八百屋と密につながる事の可能性を提案させて頂きました。

ワークショップでは、沼津の海の食材を松川町で広めるためのプロモーションを考えて頂きました。素敵な案がでてきました。

(長野にない食材をと題材の一つに戸田塩も入れましたが、なんと長野でも塩がとれること山の塩、岩塩だそう。いやぁ勉強になりました。)

懇親会では、みなさんと話しながら、僕も勉強。

みなさん、素敵なアイディアを持っていました。
ポイントは行政を無理に頼らなくても、パブリックマインドを持ち進めればはじめは小さくてもそれがゆっくりと地域の魅力として広がっていくということ。

果樹が溢れる美しい谷の街。
素敵な人々。
「松川農業みらい塾」を通じて新しい魅力ある取り組みが始まることが楽しみです。

天竜川沿いを歩いていると、この標識に驚きました。
多くの河川敷は、「川に入ってはダメ」「川に近づかないように」というものばかりなのですが。

行政の方も理解があるようですね。

天竜川の河川敷の活用、下流域で面白くなっているようなので上流域でもミズベリングの広がりが出てくるといいですね。

カテゴリ: イベント 09:26

On the terrace

2018年5月17日

狩野川風のテラスで家族や仲間たちとゆったり食事を楽しむ…そんな素敵な風景を沼津の日常に、そして文化にしたい!

そんな想いから、GWの期間、狩野川河川敷に、テーブルを並べ、芝生を敷き「On the terrace」という5日間のイベントを行いました。

毎年、ゴールデンウィークは沼津港に行く車で大渋滞、でも街中はガラガラという現状をなんとかするためのきっけにしたいという想いもこめての開催でした。

河川敷に流れるゆるやかな時間。

河川敷は誰のものか?
実はみんなのもの。
がゆえに、行政が決めた河川法という規制で使いづらい所になってしまいました。

が、沼津は5年前から市民レベルでルールを提案し行政の方と一緒に使い方を模索してきました。

鯉のぼりを喜ぶ子どもたち、
テーブルでまったりと川を眺める若者たち、
BBQをしながら仲間たちと楽しそうに酔う大人たち、
すごく幸せそうなヲタクのみなさん、
懐かしい歌を響かせる年配の方々。

河川敷に現れた様々な光景。
いろいろなコミニュティ、いろいろな楽しみ方。

みんなで一つになろう、みんな繋がろう、というのには違和感を覚えるけど、
多様性を受け入れる“いろいろ”ある街は面白いですね。

対岸はまだまだ規制が多く販売などできないため、来年は対岸の鯉のぼり会場に出前とか水上マーケットとかやるのはどうかとまた思うのでした。

「On the terrace」は地元の食材を愉しめる水辺のレストランとして日常になるよう、継続して取り組んでいけたらと思っています。

カテゴリ: イベント 09:28

半島の美味しいもの展

静岡のマルイさんで、名古屋の八百屋 yaotomiさんとREFSが美味しいものを一週間販売しました。

「伊豆半島と知多半島で見つけた美味しいもの展」

約50種類の加工品やお野菜を販売しました。
今回の大きな目的は“戸田橘 清香オイル”の反応を探るコト。

yaotomiさんとは6年ぐらい前からの付き合いですが、すごい進化。
野菜に加えてコスメの企画から販売。畑の土壌を良くするために見つた石を使った水でコスメを展開。
このプロジェクトを軌道にのせ、利益を耕作放棄地に再投資をする計画を経てていました。
長期的な物語。

近くの八百屋 あくつさんにもお越し頂きました。
垰さんは海外も視野に入れてお茶の販売。

そして八百屋としての役割を再確認。

生産地と街をリアルにつなぐ八百屋。
生産地で見つた魅力的な原石を磨き形にしていく八百屋。
こんな八百屋が全国中にある事は、きっと日本を美味しく面白くできるような。

また全国の八百屋を巡る旅がしたくなりました。

カテゴリ: イベント 09:02

Neo商店街

2018年3月16日

起業・出店を目指す方を対象とした取り組み「Neo 商店街」を開催しました。

起業といっても全てを一から始めるのではなく、起業の経験者や地域で事業を行っている人たちの支援を得ながらコトを始める選択肢もあってもいいかと思い、沼津市産業振興部さんの企画をお手伝いをさせて頂きました。

講演・インターン・出店体験の3部構成の約1ヶ月間のプログラムでした。

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街の人たちが望むサービスを提供できれば、始めた商いはしっかりと続いていくような気がして、
『10年後、沼津のまちにあって欲しい商店街』というコンセプトのもとに企画を組み立てました。

インターン受入れ先はチーズ屋、肉屋、焼き菓子屋、雑貨屋、純喫茶など。

純喫茶は80年続く老舗。
ここには5人の方が参加して頂きました。
東京から参加して頂いた方には1日インターンと、出店体験の時もお手伝いをして頂きました。

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そんな感じで3月10日の「Neo 商店街」のイベントではこんな風景が現れました。

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商店街を広場化。

通りの真ん中に子供達の笑顔が溢れていました。

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電気屋さんの前で、近い未来のおもちゃSONYのtoioが登場。

これから商店はモノを売る時代からコミニュケーションを提供する場になるかもしれないですね。

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トップワークスさんの沼津サイコロをつくるワークショップも開催。

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空き店舗には8店舗が出店。

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沼津生まれの移動式店舗になるTINY STANDが登場。
障がいのある方がつくったPortwood boxとの相性もよかったです。

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インターンをされた方が出店をしてくれました。

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このイベントでデビューをした、沼津でクラフトビールを製造する事になった沼津クラフトさんも登場!

バランスのとれた味が好評でした。

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新仲見世商店街の今井さんが考えた未来の商店街の絵を見せてくれました。

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みなさんにも描いて頂きました。


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こんな風景が10年後に日常になっているといいですね。

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といった感じで起業支援・事業継承・空き店舗対策・道路の活用・商店街のこれから、商店のコンテンツ対策・シビックプライドなどと要素を盛り込んでみました。

会場となった新仲見世商店街、いろいろな可能性も見えました。
空き店舗に徐々に店舗が出店する予感。
楽しみですね。

今回もご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございました!

カテゴリ: イベント 07:26
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