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イベント

REFS Kitchen8月のイベント

2018年8月11日

つくり手の物語をじっくり味わう晩餐
 ~2018 前代未聞の夏編~

噛むほど旨味を感じられる天城軍鶏の生産者・堀江さんは軍鶏には年に2回旬があると言います。
寒い時期に育った脂身の多い12月。
暑さの中で育ち脂が少なく、肉本来の美味しさを感じられる8月。

就農5年目にして富士宮を代表する人気の高い野菜を生産する渡邉さんは、丁寧に野菜を見守りながら気候に合わせながら成長させ収穫をします。

お店に綺麗に並べられた野菜、
お皿に盛り付けられた食材、
その一つ一つにに想いのこもったつくり手の物語があります。

特に今年の気候は、食材にも生産者にも大変な物語がありました。
この猛暑は食材にどのような影響を及ばせたのでしょうか。

この夏の食材を活かしたお料理をコースで召し上がりながら、お皿に登場する軍鶏の140日間、野菜の100間の物語をじっくりと聞いて頂き味わい深い時間を愉しみませんか。

8月26日(日) 定員 12名 ⇒ 満席になりました

◻︎時間
・17:30〜18:00にお越しください。
・20時終了

◻︎料金
8,000円
(コース料理/1ドリンク付)

◻︎お問い合わせ
0557−48ー6365
refs.atami@gmail.com

カテゴリ: イベント 20:46

沼津ナイトマーケット2018開催しました

沼津ナイトマーケット2018を無事開催しました。

2011年から始まったこの取り組み。
街の可能性を試してみようと、開催ごとにさまざまな要素を増やしていきました。

はじめは商店街に机を並べ付近の飲食店でテイクアウト。
次に、空き店舗に人気物販店舗を呼んで小さなショッピングモールを。
その次に、商店街の空きスペースに静岡東部の人気飲食店の出店。
そして会場を河川敷や屋上などにも広げていきました。
《昨年のナイトマのこと》

今年はまた大きな挑戦をしました。
いろいろ広げたことを小さくすること。

昨年は、商店街に河川敷に屋上に人が溢れました。
とてもいいイベントになりました。

ですが、この取り組みの大きな目的は上土商店街界隈のお店を知って頂くきっかけをつくること。
そして日常の賑わいにつなげること。
魅力溢れるイベントになり、イベント的に魅力なコンテンツや場所にはすごく人が集まり、日常の魅力的なトコロは影が薄くなる現象が起こりました。
そんなことを当初から参加している店舗さんと話し合いながら、実行委員会でも悩みながら決断。

基本、メインの商店街の会場に出店は無しに。
そして当初のようにお店を回遊してもらうことに力を注ぐ。
河川敷は、これから日常使いをしていく予定の店舗のみの出店。

「上土商店街の日常を楽しむ」ことをテーマに。

そしてたくさんの不安なことに
ドキドキしながら準備が始まりました。


トップワークスの飯田社長が仕事を休み8時から準備開始。トラックや資材なども貸して頂き毎年感謝です。


16時から商店街のみなさんや出店者の方々も準備に協力して頂きました。

出だし、人が少ない。
今回は予算をかけずに運営ということでチラシを作らず、SNS・参加店MAPをオフィスや路上で配布のみ。

果たして人は来るのか?

メイン会場は人が集まりました。
よかったーー!!

メイン会場で出店ができないことで戸惑う商店街の店舗さんも多かったですが、いつものお店でできることをみなさん考えていただきました。

OPERAさんオペラ酒場を特別開催。

リバーサイドホテルさんは、新しくできたリバーテラスで。

果たして、各お店に人は流れるのか?

オペラ酒場にも多くの方が集まりました。

流れたーー!!

物販店舗の八百屋にも古着屋さんにもお客さんがたくさん来てくれました。

河川敷にも徐々に人が流れていきます。
リバーサイドホテルのこのテラスは沼津の新名所になる予感。
居心地の良さに長居する方が多かったような。

イベントごとから定期開催で日常の風景にしていこうという On the terraceエリア。

出店は2店舗。クラフトビールのブルワリー 沼津クラフトさんとノリさんのかき氷が出店。

ノリさんのかき氷は30分待ちだったそう。
沼津クラフトさんは「いいお客さんが来てくれたし、気持ちがよくビールを提供できて頻繁に出店したい」と言って頂きました。
ホッと一安心。

今回も一車線規制も問題なく安全に行えました。
警察からも信頼頂き、ありがたいっす!

片付けはナイトマのルールで参加者の方もお手伝い。
今回もご協力して頂いたみなさま、ありがとうございました。

そして、とても嬉しかったのが会場にゴミが散らばっていなく、本当に少なかったこと。
約1000人のイベントで運営者が集めたゴミはこれだけ。

参加者の方が購入した店舗にゴミを持ち帰って頂いたのか、自宅に持って帰って頂いたのか、ゴミが少なくなることをお店のみなさんがしてくれたのか。

こんなにもマナーのいいお客さんが集まるイベント。
改めてお越し頂いたみなさんに感謝でした。

開催している最中や終わったあとに正直いろいろな方に謝らなければならないだろうなと覚悟してました。

毎年、ゲストで来て頂いている店舗さんには今年は呼べなかったこと。
お客さんには例年のように路上に出店が出てなかったこと。
参加店舗のみなさんにはお店にお客さんが流れず、売上が芳しくなる可能性があったこと。

心配は外れ、売り切れお店が多く、街のことを想うみなさんの嬉しい言葉をたくさん聞けました。

挑戦して、ほんとよかった。

魅力的なコンテンツ力を持つ沼津上土界隈の可能性をしみじみと感じました。
そして商店街の理事長としても、またこれをきっかけに商店街の組合店も増やしていこうとおもいます。

ナイトマは上土商店街に空き店舗がなくなったら開催しなくなります。
現在、空き店舗は1店舗。
来年、開催しなくなったら、寂しいけど嬉しいことでもあります。

カテゴリ: イベント 08:24

松川町の講演

2018年7月1日

長野県の松川町に行ってきました。

松川町が40歳以下農業従事者を対象にした「松川農業みらい塾」という、大内征さんがコーディネーターをする6回のプログラム。
全国から4人の講師を呼びお話をする一環でお呼び頂きました。

今回の会場は神社の寄り合い所。
(この場所をこのような使い方をするのは初めてのようで地元の方も新鮮なようでした)
お越し頂いたのは、リンゴなど果樹の生産者、米生産者の方々でした。

約2時間のプログラム
八百屋の取り組み、
地域の食を通じた取り組み、
食の物語の現状、
をお話させて頂きました。

そして、三島のさいとうフルーツさんの取り組みも紹介させて頂きました。

さいとうフルーツさんの アップルゲリラというイベント。

この企画者の斎藤公宝一さんは、「街中にある畑の入り口」というREFSの活動に共感して頂き、三島でもできることを実践されています。

長野のりんごを使い、三島市内の16の飲食店でイベント期間中、様々な料理が食べられたり、一日りんごのメニューを使ったお店が出店するイベントを企画さ。

不思議に思ったのが、地元の農産物ではなく、離れた場所の生産者のものでなぜ多くの方の共感を得ることができたのか。

斎藤さんの所へ行きインタビューをし、みなさんにお伝えしました。

そして、小さなマーケットですが地方のフルーツ屋や八百屋と密につながる事の可能性を提案させて頂きました。

ワークショップでは、沼津の海の食材を松川町で広めるためのプロモーションを考えて頂きました。素敵な案がでてきました。

(長野にない食材をと題材の一つに戸田塩も入れましたが、なんと長野でも塩がとれること山の塩、岩塩だそう。いやぁ勉強になりました。)

懇親会では、みなさんと話しながら、僕も勉強。

みなさん、素敵なアイディアを持っていました。
ポイントは行政を無理に頼らなくても、パブリックマインドを持ち進めればはじめは小さくてもそれがゆっくりと地域の魅力として広がっていくということ。

果樹が溢れる美しい谷の街。
素敵な人々。
「松川農業みらい塾」を通じて新しい魅力ある取り組みが始まることが楽しみです。

天竜川沿いを歩いていると、この標識に驚きました。
多くの河川敷は、「川に入ってはダメ」「川に近づかないように」というものばかりなのですが。

行政の方も理解があるようですね。

天竜川の河川敷の活用、下流域で面白くなっているようなので上流域でもミズベリングの広がりが出てくるといいですね。

カテゴリ: イベント 09:26

On the terrace

2018年5月17日

狩野川風のテラスで家族や仲間たちとゆったり食事を楽しむ…そんな素敵な風景を沼津の日常に、そして文化にしたい!

そんな想いから、GWの期間、狩野川河川敷に、テーブルを並べ、芝生を敷き「On the terrace」という5日間のイベントを行いました。

毎年、ゴールデンウィークは沼津港に行く車で大渋滞、でも街中はガラガラという現状をなんとかするためのきっけにしたいという想いもこめての開催でした。

河川敷に流れるゆるやかな時間。

河川敷は誰のものか?
実はみんなのもの。
がゆえに、行政が決めた河川法という規制で使いづらい所になってしまいました。

が、沼津は5年前から市民レベルでルールを提案し行政の方と一緒に使い方を模索してきました。

鯉のぼりを喜ぶ子どもたち、
テーブルでまったりと川を眺める若者たち、
BBQをしながら仲間たちと楽しそうに酔う大人たち、
すごく幸せそうなヲタクのみなさん、
懐かしい歌を響かせる年配の方々。

河川敷に現れた様々な光景。
いろいろなコミニュティ、いろいろな楽しみ方。

みんなで一つになろう、みんな繋がろう、というのには違和感を覚えるけど、
多様性を受け入れる“いろいろ”ある街は面白いですね。

対岸はまだまだ規制が多く販売などできないため、来年は対岸の鯉のぼり会場に出前とか水上マーケットとかやるのはどうかとまた思うのでした。

「On the terrace」は地元の食材を愉しめる水辺のレストランとして日常になるよう、継続して取り組んでいけたらと思っています。

カテゴリ: イベント 09:28
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