沼津ナイトマーケット2018を無事開催しました。
2011年から始まったこの取り組み。
街の可能性を試してみようと、開催ごとにさまざまな要素を増やしていきました。
はじめは商店街に机を並べ付近の飲食店でテイクアウト。
次に、空き店舗に人気物販店舗を呼んで小さなショッピングモールを。
その次に、商店街の空きスペースに静岡東部の人気飲食店の出店。
そして会場を河川敷や屋上などにも広げていきました。
《昨年のナイトマのこと》
今年はまた大きな挑戦をしました。
いろいろ広げたことを小さくすること。
昨年は、商店街に河川敷に屋上に人が溢れました。
とてもいいイベントになりました。
ですが、この取り組みの大きな目的は上土商店街界隈のお店を知って頂くきっかけをつくること。
そして日常の賑わいにつなげること。
魅力溢れるイベントになり、イベント的に魅力なコンテンツや場所にはすごく人が集まり、日常の魅力的なトコロは影が薄くなる現象が起こりました。
そんなことを当初から参加している店舗さんと話し合いながら、実行委員会でも悩みながら決断。
基本、メインの商店街の会場に出店は無しに。
そして当初のようにお店を回遊してもらうことに力を注ぐ。
河川敷は、これから日常使いをしていく予定の店舗のみの出店。
「上土商店街の日常を楽しむ」ことをテーマに。
そしてたくさんの不安なことに
ドキドキしながら準備が始まりました。

トップワークスの飯田社長が仕事を休み8時から準備開始。トラックや資材なども貸して頂き毎年感謝です。

16時から商店街のみなさんや出店者の方々も準備に協力して頂きました。
出だし、人が少ない。
今回は予算をかけずに運営ということでチラシを作らず、SNS・参加店MAPをオフィスや路上で配布のみ。
果たして人は来るのか?


メイン会場は人が集まりました。
よかったーー!!
メイン会場で出店ができないことで戸惑う商店街の店舗さんも多かったですが、いつものお店でできることをみなさん考えていただきました。
OPERAさんオペラ酒場を特別開催。
リバーサイドホテルさんは、新しくできたリバーテラスで。
果たして、各お店に人は流れるのか?


オペラ酒場にも多くの方が集まりました。

流れたーー!!
物販店舗の八百屋にも古着屋さんにもお客さんがたくさん来てくれました。


河川敷にも徐々に人が流れていきます。
リバーサイドホテルのこのテラスは沼津の新名所になる予感。
居心地の良さに長居する方が多かったような。

イベントごとから定期開催で日常の風景にしていこうという On the terraceエリア。

出店は2店舗。クラフトビールのブルワリー 沼津クラフトさんとノリさんのかき氷が出店。

ノリさんのかき氷は30分待ちだったそう。
沼津クラフトさんは「いいお客さんが来てくれたし、気持ちがよくビールを提供できて頻繁に出店したい」と言って頂きました。
ホッと一安心。

今回も一車線規制も問題なく安全に行えました。
警察からも信頼頂き、ありがたいっす!

片付けはナイトマのルールで参加者の方もお手伝い。
今回もご協力して頂いたみなさま、ありがとうございました。

そして、とても嬉しかったのが会場にゴミが散らばっていなく、本当に少なかったこと。
約1000人のイベントで運営者が集めたゴミはこれだけ。

参加者の方が購入した店舗にゴミを持ち帰って頂いたのか、自宅に持って帰って頂いたのか、ゴミが少なくなることをお店のみなさんがしてくれたのか。
こんなにもマナーのいいお客さんが集まるイベント。
改めてお越し頂いたみなさんに感謝でした。
開催している最中や終わったあとに正直いろいろな方に謝らなければならないだろうなと覚悟してました。
毎年、ゲストで来て頂いている店舗さんには今年は呼べなかったこと。
お客さんには例年のように路上に出店が出てなかったこと。
参加店舗のみなさんにはお店にお客さんが流れず、売上が芳しくなる可能性があったこと。
心配は外れ、売り切れお店が多く、街のことを想うみなさんの嬉しい言葉をたくさん聞けました。
挑戦して、ほんとよかった。
魅力的なコンテンツ力を持つ沼津上土界隈の可能性をしみじみと感じました。
そして商店街の理事長としても、またこれをきっかけに商店街の組合店も増やしていこうとおもいます。
ナイトマは上土商店街に空き店舗がなくなったら開催しなくなります。
現在、空き店舗は1店舗。
来年、開催しなくなったら、寂しいけど嬉しいことでもあります。